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Guiro / つづく宇宙

Tariho (Living World) 2008-02-18

ずいぶん前、近所の小さなレンタルビデオ屋で、聴いたことないカバーで、フィッシュマンズの「マジックラブ」がかかっていた。

一体これは誰なのじゃぁと、よっちゃんがいざ検索。
しばらくして、とてもきれいな潔いCDシングルが何枚か届いた。

むかし咄みたいな、聖句のような、うたのつらなり
浮遊してる音が、おいしい水みたいに馴染む

よく行く町にあるライヴハウスで、GUIROのライヴがあると偶然知って行ってみた。動いてるのをみるのははじめて。2曲目までハスキー声の背高なニットキャップのお姉さんが歌ってるのだと、なぜか本気でおもっていた。おもいこみよ こんにちは。

のど仏に気づいて、はっとした
をのこ か めのこ か 
どっちがどっちかはどちらでもよい。

さいきん、井上陽水にも、民生(世代柄、呼び捨てで)にも、YAZAWAにも、いいおばちゃんを垣間みるときがある。はたまた、かっこいいおっちゃん風を吹かせている、おばちゃんたちにもときどき出会う。
みな愛しい存在。

ライヴがはねて帰り際、GUIROのみなさんに、Albumの白くてうつくしい龍の目と髭のところにサインをいただいた。

また生で聴きたい。生きている音。
  

つぎの日 ちがう町で、はやい夜 
交差点ちかくでギターを弾く人
信号待ちの耳に ここちよいエンディングが届く
おもわずその場から 音のない拍手をした
その人は気付いて ぺこりと笑顔
次の曲がはじまり わたしは会釈をして道をわたる

 

* * *

先日、はじめて参加したワークショップ。一週間以上経ってもまだ、朝、目が覚めるとき、まだ細かい波がつづいてるような感覚があった。そして、とんでもなく昔の出来事のような。

気持ちの準備とか、そういうものが何もなく、ただ、いくつかのあたたかな点が在った。

気がつくと大きな波が来ていて、巨大な磁石にひっぱられるように、あるがままに身をゆだねただけ。

言葉をこえた関係性
深い誠意と存在があり
何かがすっかり溶けて 吐き出されていく

たくさんの気づきの波
長年つきあった頭痛も、もはや自分で消せる
この痛みは自分でつくり出していると 
深くふかく気づいたから

鼻をかんでいるトイレットペーパーには、
先月ひきはらった仕事場の匂いが染みついている

つづいている日々が 毎日うまれて 毎日消える

いくつかの符合とともに、遠くから届く声がある

それは在る 
尽きることなく 在る

宇宙は いつかロケットで行く処と思っていたけれど、
今 わたしが居るところが 綿々とつづく 宇宙。

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