2009年秋・販売予定の「太陽系のそと」ミニについて、その制作プロセスを時々公開しています。

title image

パッケージ デザイン

09-10-15

メイキングオブ「太陽系のそと・ミニ」 その4

リリース直前の「太陽系のそと・ミニサイズ版」(あとは販売用のページをつくるだけ)。先に、パッケージの製造過程を少し紹介させてください。

「太陽系のそと」ではガラスの内部にレーザーで銀河系を描画しています。今回、パッケージもレーザーで加工してみました。

091015_package-01.jpg

無地の黒いクラフトボックス。

091015_package-02.jpg

レーザーが中央の図形を描き始めました。太陽系です。

091015_package-03.jpg

上からレーザーを照射しています。ピシピシピシピシと小さな音を立てながら、火柱が移動してゆく。

091015_package-04.jpg

舞い上がった煙は左横のバキュームへ。すこし焼けた匂いがします。

091015_package-05.jpg

完成! インク・フリー(電気は使うけど)。その意味では型押しやエンボス的だけどこのシャープな印象はなんだか新しい。私たちもマーキング会社の社長さんも、「いいのが出来た!」と悦にひたっている今日この頃。

 
パッケージ・デザインについては、常々思うところがあります。デザイン過剰なパッケージが多すぎる気がしている。
媚びを売っているというか…。シェーカー教徒なら「フリル」の一言で一蹴するだろう。

私たちはそこまでストイックではないけど、つくり手と買い手(ないし使い手)の間に良好な関係性があれば、極端な話手渡しでもいいんだ、ということは忘れたくない。
しかし流通システムが成長して、身近なモノづくりと購入の関係が薄くなった今、器を持って豆腐屋さんへ行くような場面は本当に少ない。

でも、やっぱり買い物をして心が弾んだり、より温かくなったり嬉しい気持ちになることは、パッケージが入念にデザインされているモノを買う時より、むしろデザインレスな時の方が多いなあと思うんです。

新聞紙にくるんで渡してくれる焼き芋って、ちょうどいい。パリの街角で焼きたてのバゲットを買う時も、そのまま渡すか小さな紙で真ん中を一巻きぐらいだった。
ちょうどいいデザインをしたい。美味し「そう」とか、良さ「そう」なデザインじゃなくて、ちょうどいいのがいい。
 

この銀河系は郵送もするし、ショップでのストックのこともあるから、丸裸ってわけにはいきません。
でもなにか「ちょうどいい」パッケージがあるはずだと思っていて、この半年、試行錯誤していました。完成間近の9月中旬に思い付いて、エルテックのK社長が試作してくれた。LWと彼の模索の成果です。
どうでしょう? ぜひ実物もご覧ください。:-)
 
ちなみに、箱のおもてに描かれている太陽系と、中に入っている銀河系は平行関係です。
 

thumbnail image

蝶じゃなくて?

風灯:Solarの上に蝶。じゃなくて、蛾? とおもったら…

thumbnail image

太陽の光の砂時計(木枠版)

太陽の光の砂時計を、木製フレームに入れて、少量生産。
◎¥12,600 ご予約受付中
カートに入れる

thumbnail image

世界の音を聴こう! 巡回展

東京都写真美術館で再展示

thumbnail image

風灯・プロトタイプ

風灯:Solar(2005)のプロトタイプ、東京と京都で試作展示

thumbnail image

Mind the World

金沢21世紀美術館の開館展で、幅27mの音のインスタレーション