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近況:
『かかわり方のまなび方』の、ちくま文庫版が発売されました。解説は向谷地生良さん(嬉しい)。

夏前から四国・神山町と東京の2拠点生活を始めました。しばらくは、できるだけ新しい土地(神山)に居ようと思っています。
8年前の神山との出会いをつくってくれた大南信也さんと、11/9(日)に「創造的過疎」をテーマにした1dayフォーラムをひらきます。

もうひとつ。来年2015年の1月、奈良の図書館で3年ぶりの3 daysフォーラム「ひとの居場所をつくるひと」を開催します。(2014-10)

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greenz.jp の取材、というかインタビューをうけた。
悩んだら、”わけもなく惹かれる人”の近くに行ってみる」(2014-4)

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田瀬理夫さんというランドスケープ・デザイナーの言葉を軸にした本を書いた。

『ひとの居場所をつくる』
 筑摩書房
 >Amazon
 >e-hon ←近くの本屋さんで受け取れる

書き始めた頃は、ミシマ社『いま、地方で生きるということ』の落とし前を、という気持ちがあった。(2013-10)

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日立の広報誌(季刊)で、「みどるな仕事を訪ねて」という連載を書いている。(2013-6-14)

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Tokyo Art Navigation にインタビューしていただいた。書き手は白坂ゆりさん。(2013-4-2)

昨年秋、神戸モトマチ大学でお話しした「働き方からきき方へ」の動画(15分ほど)が公開されています。(2013-1-29)

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陸前高田で立ち上げられた民間の復興まちづくり会社「なつかしい未来創造」の仕事で、春から、月に2〜3度のペースで東北に通っています。
>陸前高田に通いながら
(2012-10-7)

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2012年4月に『なんのための仕事?』(河出書房新社)が出版されました。『自分の仕事をつくる』『自分をいかして生きる』とつづいた流れの最新刊。書き終えてみると三部作だった、という感覚。

本の執筆(特に出版社さんとのそれ)は一区切りにして、次の動きを始めます。(2012-6-7)

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8月中旬に出た『いま、地方で生きるということ』の余韻を味わいながら、取材を受けたり、次の本(奈良のフォーラムの三冊目)を書いています。

上の本を読了して「もっと読みたい!」気持ちになった方には、『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(弘文堂)が地続き感あると思う。
過疎地をめぐり日本を一周した友廣裕一さん、だんじり&街場の編集者・江弘毅さん、ネパールという地域にかかわりつづける土屋春代さん、そしてミシマ社の三島邦弘さんも登場。

あと「地方」という言葉の定義にこだわる方が少なからずいるようなので、短文を書きました。
僕には地方も地域もなくて、あるのは「家族」ないし「個人」。(11-09-04)

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西村佳哲

にしむら よしあき
1964年東京生まれ リビングワールド代表、プランニング・ディレクター、働き方研究家

武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、三種類の仕事。建築分野を経て、ウェブサイトやミュージアム展示物、公共空間のメディアづくりなど、各種デザインプロジェクトの企画・制作ディレクションを重ねる。多摩美術大学、京都工芸繊維大学 非常勤講師。

              *

リビングワールドの前駆にあたる仕事「センソリウム」(1996~98)はオーストリア・Ars Erectronica CenterのPRIX’97|.net部門で金賞を受賞(全体のマネージメントと企画・制作のディレクションを主に担当)。
リビングワールドでの受賞歴は、第24回日本照明賞(2006)、第40回SDA賞優秀賞(2006)、グッドデザイン賞(2007)など。

全国教育系ワークショップフォーラム(2002~04)実行委員長。奈良県立図書情報館「自分の仕事を考える3日間」(2009~11)フォーラム・ディレクター。

著書に『自分の仕事をつくる』(2003 晶文社/ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(2009 ちくま文庫)、『自分の仕事を考える3日間』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(2009,10 弘文堂)、『かかわり方のまなび方』(2010 筑摩書房)、『いま、地方で生きるということ』(2011 ミシマ社)、『わたしのはたらき』(2011 弘文堂)、『なんのための仕事?』(2012 河出書房新社)、『ひとの居場所をつくる』(2013 筑摩書房)など。

最近は小さな会社や組織、ないし地域の相談役的な仕事が増えてきた。働き方研究から、教育・ワークショップ、以前の建築計画の経験を総動員出来るのは嬉しい。(12-6-7)
 

Photo: 後藤武浩(ゆかい)


 

つくる仕事(デザイン・ものづくり)

リビングワールドでは、企業や自治体などクライアントから請ける仕事と、自分たちで企画し製造・販売まで手がけるメーカーポジションの仕事を、約半々の割合で行っている。オリジナルプロダクトの大半は、センスウェアの試み。
→Works(リビングワールド)

個人(西村佳哲)としてかかわるデザインの仕事には、情報デザインや、コミュニケーション・デザイン領域のものが多い。
(2007年以前の個人名義での仕事や、リビングワールド以前の仕事については、備忘録を参照)

nish_personal_01.JPG

風灯プロトタイプの基盤工作中(2001)

 
書く仕事(働き方研究など)

最初の著作『自分の仕事をつくる』(2003,2009)は、30代前半に柳宗理さんやパタゴニア社など、尊敬するつくり手を訪ね歩き、彼らの働き方を訊いてまわった探検報告。AXIS誌を中心に、いくつかの雑誌に書いたインタビュー記事がベースになっている。この執筆とセンソリウムでの制作過程は、自分にとって二度目の大学のようなものだったと思う。

自分をいかして生きる』(2009,2011)は六年越しで形になった前著の補稿。この出版以降、働き方をめぐるワークショップをあまり開かなくなった。

自分の仕事を考える3日間』(2009)、『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(2010)、『わたしのはたらき』(2011)の三冊は、奈良県立図書情報館で開催されたフォーラム「自分の仕事を考える3日間」から生まれた本。なかでも『みんな、どんなふうに…』は、自分のインタビューの仕事で最も好きな一冊。

かかわり方のまなび方』(2011)は、大学における教育活動とその途中から始まったワークショップやファシリテーションをめぐる探検報告。「人の見え方」を中心的課題として扱っている。

いま、地方で生きるということ』(2011)は、ミシマ社・三島邦弘さんのはたらきかけで生まれた一冊(タイトルも三島さん)。2011年3月11日の震災後の東北へのかかわりを一つの戸口に、働いて・生きてゆくことと場所の関係を約二週間の旅の中でさぐった。

なんのための仕事?』(2012)は働き方研究のひとまずの最終刊。デザインを通じて、仕事のあり方を考えた。エフスタイルを始め、5名のデザイナーやつくり手のインタビューを収録することが出来た。
 

本は読み手が、自分の場所で、本人のペースで再生出来るところがいい。電源不要でどこにでも持ち歩けて、手元の小さなスペースに大きな空間が生まれるところも素晴らしいと思う。

フォーラム「自分の仕事を考える3日間」(奈良・2011)より


 

教える仕事(授業・ワークショップなど)

「教える」という言い方は正確ではなくて、授業であれワークショップであれ、それらは人が人に「かかわる」仕事だと思っている。

かかわり方は、相手がどう見えているかに最も大きく左右される。そこで『かかわり方のまなび方』では、人間に対する視力の問題を中心的に扱うことになった。

かかわり方という態度的技術の共有として、近年はインタビューをテーマにしたワークショップを年に何度か開催している。
中でも年に2回、夏と冬に開催している5泊6日の インタビューのワークショップ と、橋本久仁彦さんをファシリテーターに招いて実施している 非構成的エンカウンターグループ・7泊8日 の二つは、自分にも掛け替えのない機会。

働き方研究の展開として、企業や組織にかかわる機会が増えてきた。メンバー間の話し合いの機会を第三者の良さを活かしてつくり、時には「きく」態度的技術の一端も伝え、きき合える関係の育成を試みる。

創造的でアイデアが豊富で、血のめぐりのいい組織をつくり出したければ、アイデアマンやプレゼンテーションの上手な人より、ひとの話を「きける」人材が要ると思う。人が「話してみる」ことは、それをちゃんときける人がいることによって成立するので。

            *

あらためてふり返えると、ウェブ「センソリウム」(1996)、本「自分の仕事をつくる」(2003)、フォーラム「自分の仕事を考える3日間」(2009〜11)の三つの仕事が、個人的なエポックとして浮かび上がります。
 
2012-6-7 更新
 

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